本研究会Boxは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、不測の事態およびそれらの対応の可能性を考慮して、いったん開催を延期します。新しい開催日時・場所については決まり次第、お知らせいたします。
ご迷惑、ご不便をおかけすることになり大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
日時:2020年3月8日(日)10:30~14:00(最大14:30)
場所:場所:鹿児島大学 東京リエゾン509A・B
※JR田町駅徒歩1分
東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
http://www.cictokyo.jp/access.html
参加費:無料
趣旨
林業経済学会の前身である林業経済研究会が発足したのが1955年。2020年は設立から65年の節目を迎える。時代ごと・分野ごとの研究内容については、2006年に出版された「林業経済研究の論点―50年の歩みから 林業経済学会50周年記念」などで詳細に公表されてきた。
今回開催する研究会BOXでは、最新の研究動向に加えて、50周年記念誌では報告されてこなかった学会の歴史も紹介しながら、学会のさらなる活性化に向けたアイディアを学会員と共に考えていきたい。
具体的には、林業経済学会員のポストの獲得状況や、学会改革の歴史の流れを紹介する。研究予算が削られたり、旧林学科が改称・他分野との融合を余儀なくされたりする中で、どのように生き残りを図ってきたのかを情報共有したいと考えている。
また2018年には、全国を4つのブロックに変更する形での評議員選挙が実施されたが、この制度変更時の総務担当者から、選挙制度変更がもたらした影響についても語ってもらう予定である。
さらに、研究分野が多様化するなかで、IUFROや科研などの分野を参考に、林業経済学会が扱っている研究内容の細分化と一体化について検討する。
こうした4人の報告内容をもとに、学会が見出すべき方向性について、参加者の間で自由に議論を深めていきたい。
10:30~10:55
報告1「ポスト獲得の変遷」
柴崎茂光(国立歴史民俗博物館)
10:55~11:20
報告2「学会のあり方をめぐる葛藤と論点」
齋藤暖生(東京大学大学院農学生命科学研究科富士癒しの森研究所)
11:20~11:45
報告3「評議員選挙制度の変更を経験して」
奥山洋一郎(鹿児島大学農学部)
11:45~12:45 (昼食休憩)
12:45~13:10
報告4「研究分野の細分化と一体化」
竹本太郎(東京農工大学)
13:10~14:00 報告者・フロアを交えてのディスカッション
終了後、懇親会を予定しています。
連絡先
柴崎茂光 shiba[at]rekihaku.ac.jp