林業経済学会2019年秋季大会を東京農工大学(東京都府中市)において下記の通り開催します。
【期 間】2019年11月22日(金)~25日(月)
【会 場】
東京農工大学府中キャンパス2号館11・21・多目的室、本館講堂 (東京都府中市幸町3-5-8)
(京王線「府中」駅もしくはJR中央線「国分寺」駅下車、京王バス「寺91」で「晴見町」バス停下車すぐ。JR武蔵野線「北府中」駅下車、徒歩約12分)
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【日程】
11月22日(金) 各種委員会,理事会,評議員会
14:20~15:40 表彰委員会(本館第2会議室)
15:40~16:20 編集委員会(本館第2会議室)
16:30~19:00 理事会・評議員会(本館第2会議室)
11月23日(祝) テーマ別セッション,自由論題,懇親会
9:00~17:30 自由論題、テーマ別セッション①③④ 研究発表(2号館)
18:00~20:00 懇親会(生協食堂)
11月24日(日) テーマ別セッション,自由論題
9:00~16:45 自由論題、テーマ別セッション② 研究発表(2号館)
11月25日(月) 公開シンポジウム「徹底討論:林政の新展開を問う」(本館講堂)
【参加費】(当日徴収)
大会参加費 一般会員 1,500円,学生会員 500円
懇親会参加費 一般会員 4,000円,学生会員 2,000円
※非会員の方でも聴講は可能です。大会参加費1,500円、懇親会参加費4,000円(学生は大会参加費500円、懇親会参加費2,000円)となります。
※公開シンポジウムも含めて、事前申し込みは不要です。
【プログラム・要旨】
下記よりダウンロードしてください。
大会プログラム(PDF形式)
要旨(PDF形式)
自由論題報告A
自由論題報告B
自由論題報告C
テーマ別セッション①
テーマ別セッション②
テーマ別セッション③
テーマ別セッション④
※C16、C17の報告はキャンセルされました。
【発表申込案内】 *申し込みは締め切りました。
(1) 発表の申込みの流れ
・発表の申し込みは、別紙発表申込書の内容に従って原則としてE-mailにより、8月19日(月)必着で大会運営委員会( jfes2019fall-groups[a]go.tuat.ac.jp )宛にお送りください。メールの件名は、「林業経済学会2019年秋季大会申込み○○」(○○は氏名)としてください。
・申込受付後にその旨の返信をいたします。8月23日(金)までに連絡がない場合には、2019年秋季大会運営員会までお問い合わせください。
・お手数ですが、大会運営事務の省力化のためこちらのグーグルフォームにも申込み内容を入力ください。なお、グーグルフォームへの入力のみでは正式な発表申込になりませんのでご注意ください。
(2)口頭発表筆頭者は1人1件に限り、口頭発表は原則として発表筆頭者が行うものとします。発表筆頭者は当年度までの会費を全て納めた本学会の正会員に限ります(学会が特に認めた場合を除く)。発表を予定している非会員の方は、早急に「入会申込、異動連絡票」を提出し、会費納入などの手続きを取ってください。
(3)1件当たりの発表・質疑応答の時間は30〜35分を予定していますが、申込み件数により調整します。
(4)発表時に使用できる機材は液晶プロジェクターです。会場に備え付けるPCに予め発表用ファイルのコピーを済ませるようにお願いします。
発表要旨提出の締め切り 2019年11月1日(金) 発表要旨の原稿作成要領
*要旨提出は締め切りました。
提出先: jfes2019fall-groups[at]go.tuat.ac.jp
【大会参加案内】
(1) 発表要旨は学会ウェブページに掲示しますので、各自ダウンロードしてください。
(2) 発表者は11月20日(水)までに座長に連絡を取り、発表用資料等により発表内容をお知らせください。発表時間(質疑応答を含まない)は20分となります。
(3)発表時に使用できる機材はノートパソコンと液晶プロジェクターです(VGA接続)。発表者は、発表に用いるファイルを開始時刻前や休憩時間に備え付けパソコンに予めコピーください。発表に際しては紙媒体の資料を50部程度ご準備下さるようお願いします。
(4)土日は学食(生協)が休業で、近隣の店も多くありません。昼食は各自でご用意ください。
(5)宿泊場所、交通手段は各自で確保してください。
(6)非会員でも聴講可能、懇親会への参加も可能です。
2. テーマ別セッション
以下の4つのテーマで実施する予定です。
テーマ① 農林業センサスは林業の何を明らかにしうるか?
趣 旨:農林業センサスは林業の生産構造を明らかにするための重要な統計調査である。今世紀に入り林業の生産が活発化する部分と衰退していく部分が入り混じるようになり、センサス活用の重要性が高まっているにもかかわらず、2005年に農林業経営体調査となって以降のセンサスを、われわれ研究者や政策立案者は十分に使いこなしえていない。本セッションでは、センサスの客体候補名簿を含む個票を2000年から2015年まで4回接続してセンサスの全体像や可能性を探ってきた最新の研究成果などの報告を共有するとともに、それを踏まえて、今後どのようにセンサスを活用すべきか、そのための課題は何か、議論したい。
コーディネーター:藤掛一郎(宮崎大学)
問い合わせ先:fujikake[at]cc.miyazaki-u.ac.jp
テーマ② 森林環境税と森林環境譲与税
趣 旨:2019年は森林政策において制度面を中心とした新展開の年となった。まず森林経営管理法のもとで、森林管理の新たな枠組みが2019年4月から創設される。同時にそのための費用を森林環境税の導入に先駆けて同年度から市町村に交付する。大型の税収という正の側面と合わせ、行政・現場のマンパワーの充足、担い手育成、国・県・基礎自治体間の役割分担や棲み分けの明確化が課題となっており、さらには、制度設計の意図と、現場で生じていることの両面を検証する必要がある。そこで本セッションでは、森林環境税と森林環境譲与税を取り上げ、県単位で独自に導入されてきた税との関係を検証しつつ、市町村或いは都道府県の対応、税金の使途、一般国民との関係、林業経営者の動向等を多面的に議論する。特に、行政の担当者、民間事業者等からの発表も期待する。
コーディネーター:香坂 玲(名古屋大学大学院)、内山愉太(名古屋大学大学院)
問い合わせ先:kohsaka.ryo[at]f.mbox.nagoya-u.ac.jp もしくは yutanu4[at]gmail.com
テーマ③ 木材の合法性確認システムのあり方とその課題
趣 旨:違法伐採問題や森林の持続可能性への関心の高まりから、各国において合法的な木材の輸入・取引を義務付ける/推奨する法令制定や制度構築がなされつつある。日本においても合法木材ガイドライン、クリーンウッド法により合法木材の流通が促進されてきたが、国内における無断伐採の拡大が懸念されている。しかし木材の伐採・取引に関する法規、その信頼性確保の仕組みや実施状況は各国様々である。また数カ国を経て取引・加工された木材製品の合法性確保は容易ではなく、過度に煩雑な合法性確認の適用は林産業や木材利用の抑制につながるとの批判もある。本セッションでは国内外の事例から、合法性確認システムのあり方とその課題を議論したい。
コーディネーター:鮫島弘光(地球環境戦略研究機関)、御田成顕(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)
問い合わせ先:samejima[at]iges.or.jp もしくは onda.nariaki.285[at]m.kyushu-u.ac.jp
テーマ④ 林業史と森林史
趣 旨:歴史は、これまで林業経済学会において林業史、施業史、林野制度史、山村社会史など多様な視角から捉えられてきたといえるが、いま、森林・林業に求められているものは、木材から森林文化、生物多様性まで幅広い。「森林と人間との闘争および両者の親密な協力の諸相」(ドゥベーズ)を明らかにしようとする森林史や環境史の視点から過去を見つめ直すことは、現在の幅広い要請に役立つと信じる。「林業史と森林史」では、森林や林業の歴史に関心を寄せる研究者に参集いただき、林業史や施業史、林野制度史、山村社会史だけでなく、森林史や環境史という視角を加えることの影響や意義について討論したい。
コーディネーター:竹本太郎(東京農工大学)
問い合わせ先:take[at]go.tuat.ac.jp
3. 公開シンポジウム
テーマ「徹底討論:林政の新展開を問う」
日時:11月25日(月)9:00~12:00
場所:東京農工大学府中キャンパス 本館講堂
09:00-09:10 開会挨拶(土屋俊幸氏・東京農工大学)
09:10-09:30 第1報告(柿澤宏昭氏・北海道大学)
09:30-09:50 第2報告(本郷浩二氏・林野庁)
09:50-10:10 第3報告(枚田邦宏氏・鹿児島大学)
5分休憩・会場設置
10:15-12:00 鼎談(司会:土屋俊幸氏)
【2019年秋季大会運営委員会】
委員長 土屋 俊幸
委員 竹本 太郎、加用 千裕、藤野 正也、山下 詠子、井上 真理子、 加藤 恵里
【各種問い合せ・申込先】
E-mail: jfes2019fall-groups[at]go.tuat.ac.jp
〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8
東京農工大学 大学院農学研究院
Tel: 042-367-5743(土屋)/ 042-357-5635(竹本)