- 森や自然を活用した保育・幼児教育の営みが、さらに広がりを見せています。それは、自然保育が、子どもたちの多様性と興味関心を尊重し主体的に学べる環境として、子どもの「非認知的スキル」を養うものと期待されているためだと考えられます。
- 2018年に設立された「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」は、このような営みを推進するため、自治体間の交流と学びあいの機会をつくり、情報発信や各種調査、人材育成、国への提言などにつなげることを目標としています。全国の加盟自治体その他が交流する場として、2021年度からオンラインのフォーラムを実施してきましたが、今年度は初めて対面で開催することとしました。 有識者や現場の実践者を交えたパネルディスカッション、事例発表、記念講演のほか、少人数での分科会、現地視察などにより、先端の知見に触れていただきつつ、対面開催でしか得られない経験を共有することで、今後の各自治体及びネットワークの活動の取組を発展させることを目的として企画します。
- ぜひ、多くの皆さまのご参加を、お待ちしております。
『森と自然の育ちと学びフォーラム2024』参加者募集!
- 主催 / 森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク
- 場所 / 鳥取市内 わらべ館(1日目)、智頭町立旧山形小学校・山形第一地区公民館(2日目)
- 日時 / 2025年1月30日(木)14:00~17:30 2025年1月31日(金)10:00~12:30
- 対象 / 加盟自治体・関係者のほか、自然保育に関心のある方であればどなたでも
- 参加費 / 無料
- プログラム(タイトルはいずれも仮題です)/
- 1日目(1月30日(木))
- 【パネルディスカッション】
- 自然保育認証制度の10年 ~これまでの歩みと今後の展望~
- 〈登壇者〉
西村早栄子氏(NPO法人智頭の森子育ち舎 理事長)
内田 幸一氏(長野県野外保育連盟 理事長)
幅田 舞氏(移住者)
佐藤 健氏(長野県飯田市長)
平井 伸治(鳥取県知事、自治体ネットワーク 代表)
- 【記念講演】
- 「関係人口」という新しい提案 ~地域づくりと人材育成~ 田中 輝美氏(島根県立大学 准教授)
- 【事例発表】
- 林政部から保育幼児教育の現場へのアプローチ
長沼 慶拓氏(岐阜県 森林活用推進課 技術主査) - 人材育成、民間との連携について ~自然体験活動アドバイザー制度など~
梶谷 有優香氏(広島県 安心保育推進課)
杉山 浩之氏(ひろしま自然保育推進協議会 会長) - 奈良っ子はぐくみ自然保育認証制度の導入経緯について
山口 美和氏(上越教育大学教授、認証制度策定WG委員)
髙見 麻依奈氏(奈良県こども保育課主査)(1)開会挨拶
- 林政部から保育幼児教育の現場へのアプローチ
- 【パネルディスカッション】
- 2日目(1月31日(金))
- 【現地視察】(分科会と同時開催・二部制)
- ①園見学1(まるたんぼう)
- ➁園見学2(すぎぼっくり)
- 【分科会】(現地視察と同時開催・二部制)
- ①「保育の質の向上に向けた自然保育の可能性」 講師:山口 美和氏(上越教育大学教授)
- ➁「地域の自然を活かした保育の意義と実践」 講師:塩野谷 斉氏(鳥取大学 教授)
- ③「子育て世代の移住につなぐ自然保育の可能性」(座談会・意見交換)
講師:木俣 知大氏(東京学芸大Explayground推進機構) - ④「指導者育成の実践」(鳥取県自然保育安全対策研修会の見学)
講師:田口眞嗣氏(NPO法人自然体験活動推進協議会 常任理事)
- 【現地視察】(分科会と同時開催・二部制)
- 申込 / 以下のフォームによりお申込みください。https://apply.e-tumo.jp/pref…/offer/offerList_detail…
- 問合せ先 /鳥取県 子ども家庭部 子育て王国課(担当:福田)
E-mail:kosodate@pref.tottori.lg.jp
《チラシ》