2023年度西日本林業経済研究会のご案内

 

○ 日程 2023年7月7日(金)13:00~9日(日)11:30

○ テーマ 宮崎県林業の16年を振り返る

○ 趣旨 2007年に西日本林業経済研究会を宮崎で開催しました。テーマは「宮崎はいかなる林業を目指すのか:宮崎の山が草刈り場で終わることのないように」でした。九州では1990年代終わりから再造林放棄が問題化していた中、2000年代前半から国産材需給が活発化し始めており、宮崎の林業が良い方向に向かうにはどうすべきか議論しようとの企画でした。それから16年、大型製材工場が進出、FITや輸出が始まり、宮崎県の素材生産量は2倍に増え、当時下がり続けていた素材価格はその後反転上昇しました。いまだ再造林問題には苦しみ、盗伐問題まで起こりました。草刈り場になった部分とならなかった部分があったと言えばよいのでしょうか。前回同様、NPO法人ひむか維森の会との共催により、地元の関係者も交えて、この間の歩みを振り返り、改めて宮崎と日本の林業のあるべき方向性について、そして林業経済研究者と地域との関わりについて議論しましょう。

○ スケジュール
7月7日(金) 13:00 諸塚村集合(場所詳細は後日)
       13:00~13:30 ガイダンス
       13:30~15:00 耳川流域伐採現場・跡地 2箇所視察
       15:30~16:30 中国木材日向工場視察
7月8日(土) 9:00~11:00 宮崎市内伐採現場・跡地 2箇所視察
       12:30~13:30 昼食(会場:MRTmicc、以降9日午前まで)
       14:00~17:30 ディスカッションI 宮崎県林業の16年を振り返る
パネリスト:楠原謙一(元宮崎県庁)、松岡明彦(NPO法人ひむか維森の会)、長友幹雄(宮崎県森林組合連合会)、梅田義輝(元諸塚村議)、藤掛一郎(宮崎大学)、司会:大地俊介(スギサチ林業事務所)
       18:00~ 懇親会
7月9日(日) 9:00~11:30 ディスカッションII 林業経済研究者と地域との関わり
発表者:大地俊介(スギサチ林業事務所)、奥山洋一郎(鹿児島大学)、新永智士(鹿児島総合研究所)、司会:藤掛一郎(宮崎大学)

宿泊 例年と異なり、宿泊は各自で確保してください。宮崎市内のホテル連泊の想定です。インバウンド需要の回復でホテルがとりにくくなっているので、早めの予約をお勧めします。

○ 交通手段 7日午後、8日午前の視察は各自の車で回ってもらうことを基本とします。各自で自家用車、レンタカーの確保をお願いします。ただし、お一人で参加の方などの乗り合わせについて、こちらで調整させてもらいます。参加申込様式にて、ご希望、ご協力の可能性をうかがいます。ご協力、お願いいたします。
※ 現地視察箇所は未定ですが、通常の最低地上高の車で走行可能なルートを選定します。

○ 会費 一般12,000円、学生6,000円

○ 参加申込 申込様式(エクセルファイル)に記入し、下記連絡先にメール添付で申し込んでください。様式は、次のリンクからダウンロードするか、メールで連絡いただければ、お送りします。6月23日(金)を申込締切とします。

ダウンロードリンク : https://www.dropbox.com/s/aun0y0w9feprqzr/nishinihon2023.xlsx?dl=1

○ 連絡・問い合わせ先 宮崎大学農学部 藤掛一郎、fujikake■cc.miyazaki-u.ac.jp  ■を@に替えて送信ください

  • URLをコピーしました!
Contents