2009年度 東日本林業経済研究会

東日本林業経済研究会開催のお知らせ

拝啓
 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、皆様のご支援の下、長年に渡り活動して参りました北日本林業経済研究会が東日本林業経済学会として生まれ変わり、二年目となりました。昨年、福島県で行われた初めての研究会に続き、今年は下記の要領のもと、北海道で初めての研究会を開催することとなりました。
 皆様大変にお忙しいこととは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご参加頂ければと存じます。
     敬具 

    記 
主催: 東日本林業経済研究会 後援:ニセコ町
趣旨: 別紙をご覧下さい。
日時: 2009年7月18日
旅程: 10時: ニセコ町内の土地利用規制・開発の現状を見学
13時: 研究会(テーマ・自然・文化景観保全と地域活性化)
場所: 北海道ニセコ町
研究会: ニセコ町民センター2F一般研修室
エクスカーション: ニセコ町内
宿泊: ニセコグランドホテル(懇親会も開催致します) 

研究会発表者:
加藤紀孝氏(ニセコ町商工観光課課長):ニセコ町の土地利用規制と地域活性化の取り組み
土屋俊幸氏(東京農工大学教授):地域制自然公園と地域活性化(仮)
広田純一氏(岩手大学教授):文化的景観の保全と地域活性化
敷田麻実氏(北海道大学教授):観光による持続可能な地域資源の活用戦略 

費用: 一般12,000円・学生8,000円
(18-19日一泊二食宿泊費・懇親会費・町内交通費込み/昼食代別)
※研究会については参加費なし 

申し込み期限: 2009年6月15日(研究会のみの申し込みも承ります)
申込連絡先:庄子康(北海道大学)
 E-mail: yshoji[at]for.agr.hokudai.ac.jp
 申し込みを希望される方は、下記の情報をEmailにて庄子までお送り下さい
 (交通手段に関してもご相談下さい)。
氏名
性別
所属
電話番号
メールアドレス
前日泊 (有・無)
エクスカーション参加 (有・無)
昼食弁当 (有・無)
研究会参加 (有・無)
18日宿泊(有・無)

2009年度東日本林業経済研究会開催趣旨(別紙)

 ニセコ周辺ではオーストラリアからの訪問者の急速な増大とともに、宿泊施設などの開発が問題となり、地元自治体・住民による開発規制のための措置が取られ始めています。地域制自然公園およびその周辺域での土地利用・規制のあり方が問われています。
 一方、地域制自然公園の再評価の動きも進んでいます。地域制自然公園が地域の自然や文化景観をまもりつつ、それ生かした地域活性化を可能とさせる可能性を持っているからです。ここでは土地利用計画・規制が地域活性化と表裏の関係にあることも示されています。
 そこで、本年度の東日本林業経済研究会は、ニセコ町を開催地として、「自然・文化景観の保全と地域活性化」をテーマとして開催することとしました。ニセコ町で現在進められている準都市計画指定の取り組みなどについて午前中に見学し、午後から研究会を行います。
 研究会ではニセコ町の加藤紀孝氏から土地利用規制と地域活性化の取り組みについてのご報告をいただきます。続いて東京農工大学の土屋俊幸氏から海外の事例も含めて地域制自然公園の現代的な意義と地域活性化に果たす役割について、また岩手大学の広田純一氏に岩手の事例をもとにしながら文化的景観の保全と地域活性化の方向性について話題提供していただきます。最後に北海道大学の敷田麻実氏に観光という観点から持続可能な地域資源の活用戦略についてお話しいただきます。
 どうか皆様ふるってご参加いただきますようお願いいたします。  柿澤宏昭(北海道大学大学院農学研究科 教授)

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