日時:2010年8月10日(火)13:00~17:00
会場:東京大学農学部2号館2階化学第1講義室
プログラム
13:00~13:05 趣旨説明
13:05~13:25 機能別ゾーニングの展望
白石則彦(東京大学大学院農学生命科学研究科)
13:25~13:45 路網を活用した作業システムの現状と課題
後藤純一(高知大学大学院総合人間自然科学研究科)
13:45~14:05 小規模所有者排除の「森林経営計画」の問題
佐藤宣子(九州大学大学院農学研究院)
14:05~14:25 地域経済活性化・雇用拡大を射程からはずし、担い手多様性を軽視する森林・林業再生プラン
笠原義人(元宇都宮大学農学部)
14:25~14:45 森林・林業再生に向けた岐阜県の取組と今後の課題
長沼 隆(岐阜県林政部林政課)
14:45~15:00 休 憩
15:00~16:45 総合討論
16:45~16:50 コメント 山本博一(東京大学大学院農学生命科学研究科)
16:50~16:55 コメント 酒井秀夫(東京大学大学院農学生命科学研究科)
16:55~17:00 コメント 永田 信(東京大学大学院農学生命科学研究科)
座 長 立花 敏(森林総合研究所北海道支所)
※参加の申し込みは不要です。
趣 旨
農林水産省は2009年12月25日に「森林・林業再生プラン」を公表し、同プランを着実に推進するための検討委員会を設置して制度面・実践面の具体的な対策の検討を行ってきた。その内容が、「森林・林業の再生に向けた改革の姿(中間とりまとめ)」として纏められ、そこでは現行の森林施業計画制度の廃止と森林経営計画制度の創設をはじめ、森林計画制度の見直しが今般の改革の柱となって示されている。森林経営計画制度は効率的な森林施業を確保できる単位ごとに、まとまりをもって集約化や路網整備等に関する計画を作成するという制度である。この森林計画制度の見直しを取り上げ、施業やゾーニング、作業システムや林道・作業道、担い手等の多面的な観点から議論し、これからの日本の森林・林業を考える一助とするべく本シンポジウムを企画した。
なお、ご登壇戴く皆様には、本趣旨に即し、これまでの研究成果や業務内容に基づいて発表して戴くこととした。
主催:林業経済学会
後援:森林計画学会・森林利用学会
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