第34回 研究会Box:自然保護地域で地域を元気に(第1回自然保護地域管理シンポジウム)

1)目的
 国立公園をはじめとする自然保護地域は,多様な自然生態系の保護だけではなく,そこを取り巻く地域に対して様々な社会的・経済的影響を及ぼすことを通じて、持続的な地域社会を構築する核としても機能することが求められています。そのためには,地域における観光や自然保護の役割を再確認し,関係する行政機関,地域で活動するNGO・NPO、地域に居住し・働き・学ぶ人々の協働によって自然保護地域を管理することが必要となっています。
 本シンポジウムでは,協働による自然保護地域の管理に取り組んでいる先進地域の事例報告をいただき,今後の多様な関係者の協働・合意形成のあり方とそこでの地域に根ざした組織・仕組みの課題について議論をしていきたいと考えています。なお,このシンポジウムは,環境省の環境研究総合推進費により,「国民との科学・技術対話」として公開で行います。

2)主催 環境省環境研究総合推進費「持続的地域社会構築の核としての自然保護地域の評価・計画・管理・合意形成手法の開発」(研究代表者:土屋俊幸(東京農工大学))
3)協賛   林業経済学会(第34回研究会Box)
4)後援   世界保護地域委員会日本委員会、自然公園研究会

5)会場  東京農工大学府中キャンパス 第1講義棟2階24番教室
6)日程  2015年2月21日(土)10:00~15:00

7)プログラム  
総合司会  岩手大学農学部  准教授  山本清龍
10:00
開催挨拶  東京農工大学大学院農学研究院 教授  土屋俊幸
10:10-10:50
報告1「環白山保護利用管理協会の活動の経緯と現状」
環白山保護利用管理協会事務局長 島 由治
10:50-11:30
報告2「綾ユネスコ・エコパークの官民協働の取り組み」
綾町 エコパークまちづくり推進監 石田達也
11:30-12:10
報告3「マレーシア・サバ州の国立公園管理運営における協働」
国際教養大学 教授   熊谷嘉隆
12:10-13:00
昼食・休憩
13:00-14:55
総合討論「自然保護地域における協働のあり方」 司会:土屋俊幸
登壇者 環白山保護利用管理協会 事務局長  島 由治
    綾町   エコパークまちづくり推進監  石田達也
    国際教養大学 教授    熊谷嘉隆
    公益財団法人日本交通公社 理事・部長 寺崎竜雄
14:55-15:00
閉会挨拶  環境省国立公園課  課長補佐  長田 啓

※内容は、諸事情により変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

8)参加費・申し込み
無料です。事前の申し込みも不要です。直接会場へお越し下さい。
9)昼食について
大学キャンパス内の食堂は営業しておりません。最寄りのコンビニエンスストア、飲食店を利用されるか、あらかじめご準備下さい。

※問合せ先
東京農工大学大学院農学研究院 土屋俊幸
〒183-0054 東京都府中市幸町3-5-8 
電話:(042)367-5743 
E-mail: np4_1407■@cc.tuat.ac.jp
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