林業経済学会 2024 年春季大会シンポジウム
林業経済学会 2024 年春季大会運営委員会
1.大会⽇程:2024 年 3 月 11日(月)
- 9:00 開場
- 9:30 ~ 12:10 シンポジウム(報告・コメント)
- 12:10 ~ 13:40 昼休憩
- 13:40 ~ 16:30 シンポジウム(総合討論)
- 17:00 ~ 18:00 定期総会
- 18:30 ~ 懇親会(東京農業大学世田谷キャンパス内を予定)
2.会場:対面(東京農業大学世田谷キャンパス「横井講堂」)、オンライン併用
3.参加費:シンポジウム参加は無料、懇親会費は別途費用を徴収します。
(詳細は、林業経済学会の HP、メールマガジン等でお知らせします)
4.テーマ:「林業従事者問題の新たな展開の可能性」
- 開催主旨
- 林業労働力の確保に関する国の基本方針が2022年9月に12年ぶりに改定された。1996年に制定された林業労働力の確保に関する法律(労確法)に基づき、基本方針は制定される。新たな基本方針では、緑の雇用による新規林業就業者増加が見られる一方で、依然として労働災害発生率が高く、また、定着率が伸び悩む現状の打開が目指されることに加え、女性、障がい者、外国人など多様な人材確保の視点も盛り込まれる。一方、世界的な潮流を見れば、ILOがディーセント・ワークに向けた取り組みを活発化させている。本大会シンポジウムでは、「林業従事者問題の新たな展開の可能性」と題し、農業分野も視野に入れつつ、地域で生活をする様々な立場の林業従事者のこれまでと今後の展開の可能性について探りたい。ここで林業従事者は、賃労働にたずさわる林業労働者だけでなく、地域の森林に関わる仕事に従事する様々な立場の人々を含む。日本の森林セクターにおけるディーセント・ワーク実現への一里塚となることを期待したい。
- 報告者・コメンテイター・座長
- 第 1 報告:興梠 克久氏(筑波大学)「林業従事者像の再構成」
- 第 2 報告:田中 亘氏(森林総合研究所)「林業における多様な労働力確保の可能性と課題」
- 第 3 報告:町田 怜子氏(東京農業大学)「熊本県阿蘇地域における草原ボランティアの28年間の歩み」
- コメンテイター: 奥山 洋一郎氏(鹿児島大学)
- 座長:三木 敦朗氏(信州大学)