【趣旨】平成21年12月に公表された森林・林業再生プランでは、森林資源の現状や林業の構造に関する基本的な認識を欠いたまま、「自給率50%、素材生産量3,900万m3が前提とされ、それがわが国の新しい森林・林業政策の基本的な枠組みとなりました。政策樹立に当たり「現象の把握」に重点が置かれ、その現象をもたらす要因なり理由が十分考慮されなかったために、林業のビジョンという重要な側面が伝わってこない政策となってしまったようにみえます。こうしたことから本研究会は、現在の林業を取りまく現象の背後にある意味や論理性を追求することを目的として研究会を重ねてまいりましたが,1年の纏めの時期に研究会ボックスを計画いたしました。ご参加いただくにあたり事前申し込みは必要ありませんが,会終了後に懇親会を予定しており,懇親会にご出席いただけそうでしたら,下記連絡先までメールにて事前にご連絡をいただけましたら幸いです。
【報 告】山田 茂樹(森林総合研究所九州支所)
「2000年代の川下の構造変化と川上対策-森林施業計画の実態分析から-」
【日 時】5月31日(木)15時~17時(終了後,近隣にて懇親会を予定しております。)
【場 所】筑波大学東京リエゾンオフィス
http://www.ilc.tsukuba.ac.jp/TLO/office.html#5
〒112-0012 東京都文京区大塚3丁目29-1 東京キャンパス文京校舎
【主 催】林業構造問題研究会(餅田治之,遠藤日雄(以上発起人代表),岡裕泰,加藤衛紘,志賀和人,堀靖人,藤掛一郎,山田茂樹,山本伸幸,大塚生美)
※当研究会は,平成23年度公益財団法人国土緑化推進機構「緑と水のファンド」の助成をいただいております。
【連絡先】財団法人林業経済研究所(大塚)
E-mail otsukafoeri.org(を@に変換ください),TEL03-6379-5015