本大会ではシンポジウム報告論文を大会終了まで下記リンクより公開しております。
2025年林業経済学会春季大会および懇親会へのご参加を予定されている方(発表者を含む)は、3月14日(金)正午までに、こちらのGoogleフォームから必要事項をご入力いただきますようお願いいたします。春季大会には当日受付でもご参加可能ですが、懇親会については、会場が狭いため、参加希望者が大幅に超過した場合には事前申し込みをされた方を優先させて頂きます。懇親会への参加をご希望の方はお早めにお申し込みください。
なお、2025年 林業経済学会春季大会のプログラムは下記の通りです:https://www.forestry.jp/meeting/side_events_136/#1
- 日時: 2025年3月23日(日)9:00~18:00
- 09:00 開場
- 09:30 ~12:00 シンポジウム(報告・コメント)
- 12:10 ~13:40 昼休憩
- 13:40 ~16:30 シンポジウム(総合討論)
- 16:30 ~17:30 定期総会
- 18:00 懇親会(会場近隣での開催を予定)
- 会場: 北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目)・対面開催
- 内容:自然資本の持続的な管理は人類にとって大きな課題となっている。持続的な管理が十分に達成されていない原因の一つには、そのための枠組みや資金が十分に確保されていないことが挙げられる。特に生物多様性をはじめとする消費的価値を生み出さない部分ではそれが顕著であり、昆明・モントリオール生物多様性枠組でも資金確保が課題として挙げられている。本シンポジウムでは、まず持続的な自然資本管理について世界的な潮流を把握した上で、問題を理論的にどのように捉えることができるのか、特にこれまでの公共政策によるアプローチの限界について整理を行いたい。その上で、持続的な自然資本管理に向けて多様化する取り組みとして、企業による生物多様性への影響の評価と情報開示の取り組みと、地域および利用者が主導する保護地域管理の取り組みを取り上げ、持続的な自然資本管理に向けた新しい方向性について議論を行いたい。
- 報告者・コメンテーター・座長:
シンポジウム論文(PDF)はこちらからダウンロードしてください(期間限定公開)。いずれも査読中。- 第一報告:栗山浩一氏(京都大学)
「持続的な自然資本管理をめぐる世界的潮流および日本の現状と課題」 - 第二報告:中尾圭志氏(東京大学)
「持続的な自然資本管理に向けた企業の情報開示:TNFD賛同企業における自然資本評価の現状と課題」 - 第三報告:愛甲哲也氏・庄子康氏・深津幸太郎氏(北海道大学)
「国立公園における利用者による費用負担の展開とそのあり方に関する考察」 - コメンテーター:平野悠一郎氏(森林総合研究所)・庄子康氏(北海道大学)
- 座長:香坂玲氏(東京大学)
- 第一報告:栗山浩一氏(京都大学)
- 大会参加費:一般(学生以外)1,000円; 学生 無料
- 懇親会:2025年3月23日(日)18時開始予定
- 場所: カフェdeごはん(学術交流会館となり)
- 参加費:一般(学生以外)4000円; 学生 2000円
皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。