「3/29(土)滋賀県北部高時川の濁水問題をテーマとした研究会」のお知らせです。

3/29に滋賀県北部高時川の濁水問題をテーマとした研究会を開催します。
上流部の森林開発、管理の在り方が問われる問題でもあります。
ハイブリッド開催で参加費は無料です。
ご関心のある方々のご参加を広く呼びかけます。

2024年度 水資源・環境学会冬季研究会のご案内

  • テーマ:高時川濁水問題解決のための展望
  • 【日時】 2025年3月29日(土)13時30分~16時30分
  • 【会場】 長浜バイオ大学 命江館1階大会議室(滋賀県長浜市田村町1266)
    ※Teamsによる同時配信を予定しています。
  • 【問い合わせ先】実行委員長 高橋卓也 tak☆ses.usp.ac.jp (☆→@)

【3/22までにお申し込みください。なお、懇親会にも参加を希望される方は、3/10までに参加申し込みをお願いします。懇親会は定員に達し次第締め切りますので、ご希望の方はお早めにお申し込みをお願いします。】

冬季研究会について【お申込み方法】

水資源・環境学会ニューズレター92号【会場など詳細情報】

【呼びかけ文】
2022年8月の豪雨以来、滋賀県長浜市高時川では長期にわたって濁水が発生し、濁度は低下傾向にありますが、依然としてリスクが懸念されております。高時川は、アユの産卵場、農業用水の取水面で地域の産業に深く関わるのみならず、2022年の豪雨で氾濫や住宅への浸水などが発生するなど住民の安全な生活にとって重大な脅威となる川でもあります。
滋賀県ではこの問題に対応し「高時川濁水対策連絡調整会議」を庁内に設置し、学識経験者を加えた「高時川濁水問題検討会議」で原因究明と対応策の検討を進めており、2024年3月に報告書が作成されました。

滋賀県庁HP 高時川関連情報

現段階では、上流のスキー場跡地、渓流の崩壊地からの土砂が河床に堆積し、増水時、平水時に流出するのが原因と考えられております。
河川、森林、漁業、農業、新エネルギー開発(上流部では風力発電が予定されております)など多様な要素がからみあうこの問題の解決には学際的な研究者・実務家の貢献が求められているのではないでしょうか。
水資源・環境学会では、2024年4月より、滋賀県の検討会報告書の勉強会、現地視察を進めてきました。このたび、冬季研究会において高時川の濁水問題をテーマとして皆様の知見の結集を進めたく考えております。これまでの勉強会、現地見学会にご参加の方々も含め、多くの方々のご参加を呼びかけます。

☆☆ 冬季研究会プログラム ☆☆

  1. 開会の挨拶 13:30-13:35 会長 仲上 健一(立命館大学・名誉教授)
  2. 趣旨説明・会場の紹介 13:35-13:40 髙橋 卓也(滋賀県立大学)・仁連 孝昭(長浜バイオ大学・理事長)
  3. 座長解題 13:40-14:00 高時川濁水問題の概要と論点-何が『問題』か。どう『解く』か。
    村上 悟(NPO法人碧いびわ湖・代表理事)
  4. 基調報告 
    • 14:00-14:20 (仮)2022年8月豪雨後の高時川の長期濁水に関する調査の経緯
      大久保 卓也(滋賀県立大学・名誉教授)
    • 14:20-14:40 高時川の濁水長期化メカニズムと現状分析 原田 守啓(岐阜大学)
    • 14:40-15:00 河道改変がもたらす災禍としての高時川濁水長期化問題 中川 晃成(龍谷大学)
    • 休憩 15:00-15:10
  5. 報告を受けたコメント
    • 15:10-15:20 梶原 健嗣(愛国学園大学)
    • 15:20-15:30 石塚 武志(龍谷大学法学部・里山学研究センター)
  6. 総合討論 15:30-16:25 
  7. 閉会の挨拶 16:25-16:30 秋山 道雄(滋賀県立大学・名誉教授)
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