論文不正引用問題の再発防止に向けた取り組み


不正引用問題への学会の対応

本学会誌に、不正な引用に基づいた論文が掲載されるという、前代未聞の事態が発生いたしました。
本学会では事実確認の上、こうした行為を研究者のモラルに反する行為と認定し、当該論文の抹消、不正引用の再発防止に向けた対応などを行って参りました。 この問題は一研究者のモラルの問題にとどまらず、被害者にあたえる精神的苦痛、学会の信用失墜問題など、極めて大きな影響を与えるものでした。 本学会としては、このような負の経験を風化させることなく、学会員全体で共有し再発を防止するために、本件への対応についての概要をホームページに掲載する事と致しました。 関係各位におかれましては、こうした事情を充分にご理解いただき、再発の防止にご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


再発防止に向けた対応
  1. 招待論文の査読体制の強化
    本不祥事は、大会シンポジウムにおける招待論文において発生いたしました。 無論、これまでも招待論文においても査読は実施されておりましたが、シンポジウムまでのスケジュールの関係などから、 査読に充分な時間がとれない場合があるなどの問題もあきらかとなりました。こうした事から、招待論文の原稿提出のスケジュールの見直しなど、 査読体制の強化に直ちに取り組みました。
  2. 論文投稿時の誓約承諾書の添付
    林業経済学会は,不正引用等の再発防止のために,原稿提出時に「誓約承諾書」の添付を義務づけました。 これにより,公表済み論文の再投稿や複数誌への重複投稿,さらに記載内容の捏造,改ざん,盗用等の科学研究遂行上の倫理に反する行為を未然に防ぐことができます。 また,これには著者の全員が記載内容に関して熟知していることの誓約も含まれており,研究内容に対する責任が一層明確になりました。


>> 不正引用問題の経緯