平成16年7月
関係各位
北日本林業経済研究会 実行委員長
北海道大学大学院教授 神沼公三郎
北日本林業経済研究会からのご案内
拝啓
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、北日本林業経済研究会では北海道上ノ国町様の御協力を賜り、森林資源の多様な利用方法が地域にどのような影響を与えているのか(与えてきたか)を、山菜・キノコ採取や造船用木材生産といった様々な視点から議論し、地域における森林資源管理の在り方を考えることを目的に、下記の要領にてシンポジュウムおよび現地視察を開催する運びとなりました。より多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。なお、参加を希望されます方は、8月13日(金)までに、e-mail、FAXにて下記連絡先にお送りくださいますようお願いいたします。
敬具
記
期日:2004年9月1日13:30〜9月2日12:00
場所:上ノ国町総合福祉センター「ジョイじょぐら」天の川ホール(上ノ国町役場となり)
住所:北海道檜山郡上ノ国町字大留100(TEL:01395-5-2230(上ノ国町教育委員会))
日程(予定):
9/1 13:00 受付開始(「ジョイじょぐら」現地集合)
13:30 シンポジュウム(別紙1参照)
17:00 北日本林業経済研究会2004年度総会
19:00 懇親会・宿泊(上ノ国町湯ノ岱温泉湯ノ岱荘)
9/2
8:30 現地視察(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター檜山研究林他)
12:00 現地解散
会費:
1)シンポジュウムのみ参加:無料
2)宿泊:一般15,000円・学生7,000円(宿泊料・懇親会費・朝食代・現地見学会費込み)
3)懇親会参加(宿泊を含まない):一般・学生共4,000円
(注)ただし、この料金は参加者数によって変動しますので、参加者数が確定した段階で最終的な料金をお知らせいたします。
共催:上ノ国町
連絡先:独立行政法人 森林総合研究所北海道支所 北方林管理研究グループ 駒木貴彰
〒062-8516 札幌市豊平区羊ヶ丘7
電話 011-851-4131(内線)267 FAX 011-851-4167
e-mail komaki@ffpri.affrc.go.jp
別紙1
シンポジュウムについて
テーマ:森林資源の多目的利用と地域との関わり
1.研究会の内容と報告者
今回の研究会は、森林資源の多様な利用方法が地域にどのような影響を与えているのか(与えてきたか)を、山菜・キノコ採取や造船用木材生産といった当研究会でこれまでほとんど取り上げてこなかった研究素材を基に、生産や加工の実態から地域における森林資源管理の在り方まで幅広く議論することを目的としている。
報告者
(1) 夏目俊二氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター檜山研究林)
「みなみ北海道にふさわしい森林・林業の創造にむけて−北大檜山研究林−」
(2) 齋藤暖生氏(京都大学大学院農学研究科森林科学専攻博士課程)
「東北地方における山菜・キノコ採りの地理学的特徴−岩手県沢内村の事例紹介と山菜・キノコ採りを捉えるフレームワークの検討−」
(3) 濱田武士氏(東京海洋大学海洋政策文化学科)
「高度成長期における小型漁船の造船用木材の供給構造−地域森林資源と素材生産から船体建造までの技術的特徴を踏まえて−」
座長 駒木貴彰氏(森林総合研究所北海道支所)
2.開催日
9月1日(水)シンポジュウム 13:30〜17:00
2日(木)現地見学会 8:30〜12:00
3.シンポジュウム会場
上ノ国町総合福祉センター「ジョイじょぐら」天の川ホール
主催 北日本林業経済研究会
共催 上ノ国町
以上
上ノ国町へのアクセスについて
○集合場所
上ノ国町総合福祉センター「ジョイじょぐら」での現地集合といたします。同センターは上ノ国町役場の敷地内にあります(観光案内参照)。受付は13時から始めます。
○公共交通機関の最寄り駅
鉄道は、函館からJR江差線の普通列車で上ノ国まで2時間20分(77km)です。本数が少ないのでご注意ください。(函館発10時7分、上ノ国着12時27分:1,600円)
上ノ国駅から会場までは約500mです。
○前泊希望について
上ノ国町で前泊を希望される方は参加申し込み表の該当欄に「○」をご記入ください。
準備の都合上、車での送迎は基本的にできませんが、接続の関係でどうしても都合の悪い方は、森林総研北海道支所の駒木までご相談ください。
○宿泊について
宿泊場所(懇親会を含む)として湯ノ岱温泉の湯ノ岱荘を借り切っておりますが、定員(36名)を超える宿泊希望者があった場合、一部の方は近隣の他の宿泊所にお泊まりいただくことになりますのでご了承ください。