林業経済学会2019年春季大会

2019年春季大会運営委員会

1.日程・会場等

【大会日程】 2019年3月23日(土) 10:00~17:30
【会      場】 新潟市万代市民会館(新潟市中央区東万代町9番1号)
【スケジュール(予定)】
    9:30                    開場・受付
    10:00~17:00      シンポジウム
    17:00~17:30      定期総会
    18:00                  懇親会(The Liffey Tavern(リフィータヴァーン)1新潟駅前店)

2.シンポジウム概要

大会シンポジウム統一テーマ:
    「森林の文化的価値と森林政策の課題」


座 長:   八巻 一成 氏(森林総合研究所) 
報告者・報告タイトル(報告タイトルは仮のものです)
    柴崎 茂光 氏(国立歴史民俗博物館)  森林利用に関する歴史・文化的な価値の歴史的変遷
    斎藤 暖生 氏(東京大学)  林野における採取活動の衰退と存続―何が失われ,何が残ったのか
    平野 悠一郎 氏(森林総合研究所)  新たな森林利用の潮流と文化的価値の再生
    奥    敬一 氏(富山大学)  森林における生業と文化的景観の保全
コメンテーター:  土屋 俊幸 氏(東京農工大学) 

3.趣旨

  森林と人々の長年に渡る関わりは,歴史を重ねながら地域固有の文化や伝統を生み出してきた。それらの多くは,生活環境や生業構造の変化とともに失われる運命にあるが,その一方で,そうした文化的価値を後世に残すために保存へ向けた取り組みが各地で進められている。例えば,熊野古道や富士山は参詣道や山岳信仰の聖地として世界文化遺産に登録され,周囲の森林と一体となって優れた文化的景観が保全されている。また,世界自然遺産に登録される屋久島では,近年では自然環境ばかりではなく,その文化的価値について再評価しようとする動きが始まっている。
  一方,自然公園や世界遺産といった良好な自然環境が維持されている各地の森林では,観光・レクリエーション利用が盛んに行われており,森林の重要な利用形態の1つとして認識されている。また,こうした利用によって来訪者が生み出す経済波及効果は,山村振興のための重要な手段の1つという点からも見逃すことができない。
  森林が生み出す様々な生態系サービスのうち,上で述べたような人間社会の豊穣化に寄与するものは文化的サービスと呼ばれる。そうした森林がもたらす文化的生態系サービスの基盤となる価値を守りながら持続的に利用していくために,森林政策はどのような役割を担い,地域社会にどのように貢献すべきなのだろうか。このような問題意識から,今回のテーマを設定した。
  本シンポジウムではまず柴崎氏から,森林の文化的価値に関するこれまでの歴史的変遷について,概略的に描いていただく。つづいて斎藤氏から,林野での伝統的な採取活動の衰退と存続を通して,また平野氏からは,近年沸き起こってきている新たな森林利用の動向を通して,森林の文化的価値について議論していただく。また,学会外から奥氏をお招きして,森林における生業と文化的景観との関係について,文化財政策の視点も踏まえながら報告していただく。さらに,これら4題の報告に対するコメントを土屋氏から頂戴することとしている。
  本シンポジウムが実り多いものとなるよう,会員諸氏の活発なご参加をお願いする次第である。

4.その他

【林業経済学会理事会、評議会、委員会等の場所】
 ・後日掲載
  
【会場アクセス】
新潟市万代市民会館(サイトはこちら
    JR新潟駅万代口より徒歩7分