林業経済学会2015年春季大会のお知らせ

 

2015年春季大会運営委員会

 

1.      日程・会場等

日時:   2015329日(日) 9:0018:00  (*終了しました)

8:30

開場・受付

9:00

開会

9:10

大会報告・コメント

12:10

休憩

13:30

質疑

17:00

定期総会

18:00

懇親会(BF1農学部食堂)

* 時間配分には多少の変更も予想されますことを予めご了承下さい。

* 昼食はキャンパス内の中央食堂(11:0015:00)、購買中央店(10:0016:00)、

最寄りのコンビニエンスストア、正門周辺の飲食店をご利用下さい。


会場:
   北海道大学農学部本館(札幌市北区北九条西9丁目・時計塔のある建物の正面)

大会参加費:   一般1,000円・学生500

懇親会費:   社会人4,000円・学生2,000円(予定)

 

2.      シンポジウム概要等

統一テーマ:一般会計化のもとでの国有林の公共性

座長:枚田邦宏(鹿児島大学)

報告者:

    報告1     大田伊久雄(愛媛大学)                                国有林の存在意義に関する一考察

    報告2     久保山裕史(森林総合研究所)                    木材供給における国有林の課題

    報告3     八巻一成(森林総合研究所北海道支所)    国有林の公益的機能と公共性の現代的意義

 

3.      趣旨

 林業経済研究において国有林は重要な研究テーマであり、これまで多くの研究が積み重ねられてきている。特別会計の下での財政悪化、経営再建・抜本的改革が公共性を放棄するものだとする強い批判が行われてきており、国民のための国有林を作るための提言が行われてきた。しかし、大会シンポジウムで国有林が最後に取り上げられたのは1997年であり、また学会誌や林業経済誌などでも近年国有林を対象とした研究はほとんど見られなくなっている。
1998年には国有林の抜本改革が行われ、公益的機能重視の経営への転換、恒常的な一般会計からの繰入を前提とした特別会計への移行などが行われ、さらに2013年に国有林野事業は一般会計化し、公益性のより一層の重視・民有林行政への貢献などに力を入れ始めている。林業経済研究者による議論の中では一般会計化の主張も行われていたが、少なくとも会計制度の上では公共性確保の条件が整備されたともいえる。
一方、国際的にみると公的な森林経営に関して一般会計の下での経営から民営化や市場経済原理の導入が大きな流れとなってきている。こうした国際的な動向との対比の中で日本の国有林の改革を議論することも重要と考える。
そこで本シンポジウムでは、国有林の一般会計化のもとで国有林が果たすべき公共性について、国有林経営の現状評価、国際比較を踏まえたうえで検討を行いたい。
まず大田氏には、歴史的検討を行いつつ、日本の国有林制度改革及び管理経営の現状について国際的な視野から総合的に評価をお願いし、続いて久保山氏には木材生産に焦点を絞り、国の厳しい財政状況の下での国有林材の供給に関する今後の課題について検討していただき、さらに八巻氏にはいわゆる公益的機能の発揮に関わる側面に焦点を当てて国有林管理経営の動向について議論を深めていただく。また林野庁の方にコメンテータとしてご参加いただく予定である。
座長には木材生産・流通やレクリエーション利用等の分野において国有林に関わる研究を行ってきた枚田氏にお願いし、以上の報告を踏まえつつ一般会計化の下で国有林が果たすべき公共性について議論を行いたい。

 

4.      会場へのアクセス

JR札幌駅および地下鉄さっぽろ駅より

   徒歩15

地下鉄北12条駅より

   徒歩15

*   北海道大学構内には自家用車・レンタカーは入構できません。

   

  

 

5.      天候や服装に関する注意

3月下旬の札幌の平均の最低気温は約マイナス1度、平均の最高気温は約7度です。また、この時期は道路に積もった雪が解け始める時期に当たり、水たまりの混じったシャーベット状の雪道になることもあります。服装および靴にお気を付けになりお越し下さい。